福岡県内のほとんどの公立高校で11日、2009年度の入学試験が行われ、約2万9000人が受験しました。記述式の解答を求める問題の比率が過去最高で、県教委はその理由について、「受験生の思考力や判断力、表現力を幅広く問いたい」としています。
11日に試験が行われたのは、県立の全日制92校、組合立の古賀竟成館(現・古賀)と三井中央を除く市町立8校、定時制単位制のひびき、博多青松の計102校。5教科各60点の計300点満点で、筑紫丘、明善、嘉穂の理数科には今回から、より深い考察力を問う数学の追加問題(試験時間30分、30点)が加わりました。
県教委によると、5教科の難度は例年並み。今日的な話題や課題を盛り込んだという事です。 記述式解答を求める問題は72%で、予想平均得点は前年度より約8点低い182・6点(得点率60・8%)。国語37・0点、数学36・4点、社会36・2点、理科36・2点、英語36・8点、追加問題は15・7点。
また、福岡市立福翔高(宇土健治校長)では、英語リスニングテストの際、1教室の受験生47人に誤って筆記テストの問題を配布するミスがあった。再テストはせず、英語の60点のうち筆記が45点を占めることから、筆記の得点に3分の4をかけた点数を英語の得点とする方針です。
福岡市教委によると、試験監督だった2教諭が誤配布に気付き、リスニングの問題を改めて配ったが、開始時間に間に合わなかったのです。
トラブルもありましたが、合格発表は18日午前9時から各校で行われます。
[2009年3月12日]